積伸水子之霊位(神奈川県)円宗院

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般若心経

「積伸水子之霊位」 施主 あいら様

表白文
謹み敬って、本尊界会阿薬師瑠璃光如来・阿弥陀・観音・勢至・地蔵菩薩乃至尽空遍の法界一切の三宝の願海に申してもうさく。まさに、今、日本国 神奈川県平塚市東中原 圓宗院此の荘厳道場に於いて、信心の願主、一心の誠をこらし、供養するところの霊位

「積伸」水子之霊位
一座の法えんを展べ、香華灯燭をかかげ、常行三昧の法要を修し、総供養法要を厳修せしめんと欲す。
此の儀如何となれば、不幸にして出生の機を得ず、幽界に去りし、我が子。御仏の御もとにゆだね、法弟子とするにあり。
水子仏典に説かれるがごとく、和合をもって、母なる胎内にその命を発するも、五位を経ずして現世に光明をみず、暗雲に没す。

思えば、この子、父母知ることなく、父母又その子知ることもなし。
小さき命、いずくんぞいかんや、知る由もなし。よって、仏尊と結縁 戒名を授与し、造塔供養の意をもって位牌を造り、ねんごろに供養の法要を厳修せん。
経典に曰く 諸供養これ功徳福分を回向して、その多くを施主に受くると言う。
即ち、悪因悪果を善因善果に変じ、悪しき因縁ことごとく除去し、罪障消滅を現ずるの意也。
伏して願わくば、本尊諸尊此処に慈悲護念を垂れたまい、速やかに来迎を現じ、妙法の蓮台に託して常楽の涅槃を証したまわらん事を。仰ぎ願わくば、如来悉地照見したまえ。

此時 平成29年3月17日 円宗院 住職 午前8時半 敬曰。

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